| 2008年度コンクール募集要項・規則
注)当コンクール事務局との連絡はフランス語、英語またはスペイン語のみで行うこと。
第1条
第8回ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクールは、パリ市が主催する国際コンクールの一環として、2008年9月23日から10月4日までパリで開催される。同コンクールは芸術創造普及協会(ACDA)によって組織・運営される。審査員団は国際的な著名人によって構成される。審査員長はフィリップ・ベルノルド。
第2条
同コンクールは1978年9月23日以降に生まれた、あらゆる国籍のフルート奏者を対象とする。
当コンクール事務局のみが、特別に設置された選考委員会による書類審査を通過した申込者のコンクール出場を決定できるものとする。事務局は、その段階で応募者の一部をオーディションする権利を有する。このオーディションは公開オーディション、録音のいずれかによって行われる。コンクール参加者のリストは2008年6月23日(月)にインターネットのサイトにて公表される。
電子メールも参加決定者に個別に送られる。
第3条 登録申込み書類
当コンクールへの出場を希望する者は、下記の書類をすべて揃えてコンクール事務局あてに2008年5月16日(金)までに送ること(消印で確認)。
* 登録申込用紙(もれなく、読みやすく書き込み、日付を記入し署名すること)
* 身分証明証、パスポート又はそれらに代わる公式な書類のコピー
* フランス語または英語の履歴書(タイプ打ち2枚まで)。履歴書には音楽教育を受けた教育機関、主な教授、受賞歴、職業を明記すること
* フランス語または英語の簡単なプロフィール(タイプ打ち7行まで)
* 当コンクール出場に対しての著名音楽家の推薦状2通(原本)
* 6ヶ月以内に撮影したカラー写真(3.5cm ×4.5cm以上、裏面に氏名を記入)
* 書類作成費(第4条参照)の支払い又は支払いを証明する書類
履歴書、身分証明証やパスポートのコピー、写真の電子メール送信を歓迎する。
郵送が届かない場合があるため、応募者は書類の発送日を電子メールにて事務局に知らせること。
第4条 書類作成費
書類作成費30ユーロは必ず登録申込みと同時に送付すること。払い戻しは不可。参加申込者は、この支払いに付随する手数料が生じる場合はそれを負担すること。
支払い方法(支払いは申込者の名前であること):
―フランスの小切手(ユーロ建て、受取人はACDA)
―外国の銀行によって発行され、フランスの銀行で振り出し可能な小切手。(ユーロ建て、受取人はACDA)
―ユーロ建て銀行振り込み(RIBはダウンロード可能)
―ACDA宛ての国際郵便為替(ユーロ建て)
―現金送金(国際金融機関の取次店経由、ユーロ建て)
―現金(ユーロ)
第5条 登録料
登録料は40ユーロとする。出場を認められた者は抽選時に登録料を支払うこと。支払い方法は後日明らかにされる。
第6条 宿泊
パリ市ならびにパリ首都圏に居住しない出場者で、申込み用紙に宿泊先斡旋希望を記入した者に対しては、当コンクール事務局が、学生寮レベルの宿泊先(シングルまたはツイン)あるいは個人宅での宿泊を斡旋することができる。
第1審査を通過した者で、パリ市ならびにパリ首都圏に居住しない出場者に対しては、事務局が審査期間中、宿泊費を負担する。その場合、出場者に1日当たり39ユーロ支給される。
第7条 ビザ
当コンクール参加のためにビザが必要な出場者は、各自取得すること。ビザ取得のためにコンクールへの招待状を必要とする者は、コンクール事務局にその旨申し込むこと。
第8条 プログラム
第1次審査
1. J.S.バッハJohann-Sebastian Bach:フルートのためのソナタ ハ長調 BWV1033(フルートのソロ演奏)
Sonata in C major BWV 1033
2.レオナルド・デ・ロレンツォLeonardo de Lorenzo: 作品34 « Il Non plus ultra del Flautista »からの抜粋
Extracted from the opus 34 « Il Non plus ultra del Flautista »)
第14番カプリッチオ« Allegro di Concerto dramatico »
14th Capriccio : « Allegro di Concerto dramatico » Zimmermann
3.以下から一つ選択
ジルベール・アミGilbert Amy : 無伴奏フルートのため 曲5/16
5/16 for flûte solo - Billaudot
エリオット・カーター Elliott Carter : 無伴奏フルートのための「Scrivo in vento」
Scrivo in vento for flute solo Boosey
フランコ・ドナトーニ Franco Donatoni : 無伴奏ピッコロのための小品「巣」(2楽章のうち1つを選ぶ)(ピッコロで演奏)
Nidi for piccolo solo - Ricordi
オリヴァー・ナッセンOliver Knussen : 無伴奏フルートのための「Mask」(最初からfigure5bまで)
Mask for flute solo (from the beginning up to figure 5b) - Faber Music
ブルーノ・マントヴァーニ Bruno Mantovani : 無伴奏フルートのための「Früh」
Früh for flute solo - Lemoine
第2次審査
第1部
1.ジャン=マリー・ルクレールJean-Marie Leclair : 次の3つのうち1つ選択
- フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調 op. 9 n°2
Sonata for flute and Basso continuo in E minor op. 9 n°2
- フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調op. 9 n°7
Sonata for flute and Basso continuo in G major op. 9 n°7
- フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調op. 2 n°1
Sonata for flute and Basso continuo in E minor op. 2 n°1
2.ヴォルフガング=アマデウス・モーツァルト Wolfgang-Amadeus Mozart : ロンド ニ長調K.Anh. 184(フルートとピアノ
Rondo in D major, K.Anh. 184 for flute and piano
3.以下から1つ選択
カール・ヨアキム・アナセン(アンデルセン) Karl Joachim Andersen:フルートとピアノのためのシルフのバラードとダンス
Ballade et danse des Sylphes for flute and piano - Billaudot
ポール・タファネルPaul Taffanel:フルートとピアノのための「ミニヨン」の主題によるグランド・ファンタジー
Grande fantaisie sur Mignon for flute and piano - Billaudot
テオバルド・ベームTheobald Boehm:シューベルトのワルツop. 21「欲望」のフルートとピアノのための変奏曲
Variations sur « le Désir », valse de Schubert op. 21 for flute and piano
第2部
1.以下から1つ選択
アンドレ・ジョリヴェAndré Jolivet : フルートとピアノのためのソナタ
Sonata for flute and piano - Leduc
フランシス・プーラン Francis Poulenc:フルートとピアノのためのソナタ
Sonata for flute and piano - Chester
ジンドリッヒ・フェルド Jindrich Feld:フルートとピアノのためのソナタ
Sonata for flute and piano - Leduc
2.ユーグ・デュフール Hugues Dufourt:当コンクールのために特別に作曲された無伴奏フルート曲*(「ミュージック・ヌーヴェル・アン・リベルテ」の注文による)(およそ8分)
*楽譜は審査開始1ヶ月前に参加者に配布される。
ファイナル
1.カール・ライネッケKarl Reinecke : フルート協奏曲 ニ長調op. 283
Konzert für flöte und Orchester in D major op. 283
オリヴィエ・メシアン Olivier Messiaen:フルートとピアノのための黒つぐみ
Le Merle Noir for flute and piano - Leduc
2.自由曲。無伴奏フルート、あるいはフルートとピアノ、あるいはフルートとハープシコードのための作品で、20分を超えない作品(あるいは作品の楽章)
第1次、第2次審査については、出場者は演奏する曲の順序を自由に決めてよい。
作品選択を変更したい出場者は、2008年9月5日(金)までに電子メールにてその旨コンクール事務局に連絡すること。
第9条 抽選
出場者の演奏順は、2008年9月23日(火)に行われる抽選で決定される。この抽選には出場者本人が必ず参加すること。
ファイナルの演奏順については別の抽選が行われる。
すべての審査は公開される。
第10条 審査
第1次、第2次審査はパリ‐CNR地方国立音楽院(Conservatoire national de région de Paris, 14 rue de Madrid 75008 Paris)にて行われる。
ファイナルは、イル・ド・フランス国立管弦楽団(指揮:川瀬賢太郎)の参加のもとに、2008年10月3日(金)にサル・ガヴォーにて行われる。
第11条 練習
コンクール事務局は第2次審査とファイナルのために、ピアニストとハープシコード奏者を一人ずつ出場者に提供する。
練習は2回分の費用を事務局が負担する。
出場者は各自の負担で伴奏者を用意してもよい。
第12条 審査員団
審査員団は各審査終了後すぐに協議を行い、前もって各審査員に知らされた方法によって決定を行なう。同点の場合は審査員長の票が決定権を持つ。
審査員団は必ずしもすべての賞を授与しない権利を有する。
パリ市グランプリの受賞者は1名のみとする。
審査員団は選外評価を与えることができる。
審査員団は第2次審査に参加した出場者にしか賞を与えることはできない。
審査員団の決定はくつがえされない。
第13条 賞および受賞者コンサート
パリ市グランプリ:10,000 ユーロ
パリ市グランプリ受賞者には、黒檀のフルートYFL894 W(10,750ユーロ相当) がヤマハ社から贈呈される。
パリ市グランプリ受賞者には、アラン・カディノ社(パリ)とVerne Q.パウエル社(ボストン)が提供するピッコロ「スーパー・ソリスト・パウエル」(グラナディラ材使用、銀製キイ、ホワイトゴールド製スプリング)が贈呈される。
パリ市グランプリ受賞者は、ジャン=ピエール・ランパル協会によって、CD録音を提供される。
また、同賞受賞者は「メージュの国のメシアン・フェスティバル」から演奏機会を提供される。
2等賞:7,000ユーロ
3等賞:4,000ユーロ
4等賞:3,000ユーロ
新人賞:2,000ユーロ
ユーグ・デュフール作品演奏賞(Sacem提供):2,000ユーロ
受賞者のうち1名に軍事博物館の<音楽シーズン>の一環として、演奏の機会が提供される。
受賞者に対するその他の演奏機会については後日明らかにされる。
コンクール事務局は以上の演奏機会などの運営上で発生し得る問題に関して責任を持つ者ではない。
受賞者によるコンサートは2008年10月4日(土)にパリのサル・ガヴォーで開催される。
第14条 放送・放映
審査および受賞者によるコンサートは録画され、ラジオ・テレビで放送・放映される可能性がある。それには報酬は一切伴わないこととする。
第15条
コンクールに参加することによって参加者は当規則を全面的に受け入れたものとみなす。係争・訴訟の場合は、フランス語による規則のみが有効であるとする。
注)当コンクール事務局との連絡はフランス語、英語またはスペイン語のみで行うこと。 |